トム・ウェイツ

トム・ウェイツ(Tom Waits, 本名:Thomas Alan Waits)
1949年12月7日
アメリカ合衆国カリフォルニア州ポモナ出身のシンガーソングライター、俳優。

2011年に、ロックの殿堂入りを果たした

1973年に、レコード・デビュー。
「酔いどれ詩人」という異名で知られ、特徴的な嗄れた歌声、ジャズ的なピアノ演奏、しがない人々の心情をユーモラスに描きながらも温かい視線で見つめる独特な歌詞世界、ステージ上での軽妙な語り口でカルト的人気を博した。

1980年代からは実験的な音作りも取り入れはじめる。
1990年代以降は、グラミー賞の受賞、ビルボード誌のアルバム・チャートでトップ40入り等、より幅広い層に認知されていくこととなる。
1978年以降は俳優としても活動。
フランシス・フォード・コッポラやジム・ジャームッシュといった映画監督と関係が深いといわれている。

トピックス

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幼い頃は、父が歌っていたアイルランド民謡や、ラジオで聴いたジャズに親しんだ。
10歳の頃に両親が離婚し、姉2人と共に母親に引き取られてサンディエゴ郡ナショナルシティに移るが、父とも友好的な関係が続いたといわれる。

ティーンエイジャーの頃はフォーク、ブルース、R&B、ジャズに傾倒していた。
自分に衝撃を与えた人物として、ジェームス・ブラウン、ボブ・ディラン、ライトニン・ホプキンス、セロニアス・モンク等の名前をあげている。
16歳で高校を中退し、ピザ屋の店員として働きながら、作詞・作曲を始める。
1970年代初頭にロサンゼルスに移り、クラブで歌うようになる。
1971年にはハーブ・コーエン(当時フランク・ザッパ、アリス・クーパー、ティム・バックリィ等のマネージメントを担当していた)と出会い、同年、初のデモ・テープを制作。1972年、当時はまだ新興レーベルだったアサイラム・レコードと契約。
1973年にアルバム『クロージング・タイム』でデビュー。
1976年、初のヨーロッパ・ツアー。アルバム『スモール・チェンジ』で初めて全米アルバム・チャートのトップ100にランク・イン(最高位89位)。
1977年1月には初の日本ツアーを行う。
1978年3月には、二度目の日本公演を行う。
同年、端役で出演した映画『パラダイス・アレイ』が公開。俳優デビューを果たす。
1980年代に入るとニューヨークに移り、映画監督のフランシス・フォード・コッポラと出会う。
1980年8月、キャスリーン・ブレナン(コッポラの下で脚本編集者として働いていた)と結婚。
1982年、トムが初めて音楽を担当した映画作品『ワン・フロム・ザ・ハート』公開。
これはフランシス・フォード・コッポラが監督。トランペット奏者役で、本人も出演している。
クリスタル・ゲイルとの連名による同名のサウンドトラック・アルバムは、アカデミー編曲・歌曲賞にノミネートされた。

1982年、アイランド・レコードに移籍。翌年、移籍第一弾『ソードフィッシュトロンボーン』を発表。
1986年、トムの初主演映画『ダウン・バイ・ロー』公開。
これは、監督・脚本:ジム・ジャームッシュ。
1987年9月30日、ロイ・オービソンのロサンゼルス公演で、ブルース・スプリングスティーン、エルヴィス・コステロ、ジャクソン・ブラウン、ボニー・レイット等と共にロイのバック・バンドに参加。

1990年3月、トムが音楽を担当したミュージカル『ブラック・ライダー』がハンブルクで初演。
1992年、『ボーン・マシーン』では、再びキース・リチャーズと共演。グラミー賞の最優秀オルタナティヴ・レコード賞を獲得。

ジム・ジャームッシュの監督映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』の音楽を担当。
ロバート・ウィルソン演出のミュージカル『アリス』の音楽を担当。

1995年、ティム・ロビンス監督映画『デッドマン・ウォーキング』のサウンドトラック・アルバムに、書き下ろしの新曲「ザ・フォール・オブ・トロイ」「ウォーク・アウェイ」提供。
1999年、アンタイ・レコードに移籍。アルバム『ミュール・ヴァリエイションズ』で、初めて全米トップ40入りを果たす。
同年、グラミー賞のベスト・コンテンポラリー・フォーク・アルバム部門を受賞。
2000年、トムと妻キャスリーンが音楽を担当したミュージカル『ヴォイツェック』が、デンマークで初演。

2011年10月、新録音のスタジオ・アルバムとしては7年振りの作品『バッド・アズ・ミー』を発表。

主な出演作(映画)

1978年 パラダイス・アレイ
1983年 アウトサイダー
1983年 ランブルフィッシュ
1984年 コットンクラブ
1986年 ダウン・バイ・ロー
1987年 黄昏に燃えて
1989年 チキンハート・ブルース
ミステリー・トレイン 声のみの出演
1991年 フィッシャー・キング
1992年 ドラキュラ
1993年 ショート・カッツ
蜘蛛女 Romeo Is Bleeding
1997年 フィッシング・ウィズ・ジョン
2003年 コーヒー&シガレッツ
2005年 ドミノ
人生は、奇跡の詩
2009年 Dr.パルナサスの鏡
2010年 ザ・ウォーカー

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